2001年6月 竣工
所在地 東京都渋谷区
設計監理 伊東空間研究所
設計協力 増崎建築研究所
構造設計 構造設計工房デルタ
設備設計 桜井システム
施工 (株)大作
構造 RC造一部鉄骨造地下1階地上4階建
敷地面積 59.52m2
建築面積 42.4m2
延床面積 181.0m2
東京都心の約18坪の極狭の土地に建つ5層の塔状の事務所併設住宅。敷地は南北2面に接道し、南側は坂道となっており約6m2ほど高く、法的には1層目が地下扱いとなる。低層部は南側の坂道の土圧を受ける為RC造、3Fより上は道路斜線に掛り、そのままの勾配の鉄骨造の屋根とし、建物のスカイラインを特徴付けている。外観はRC造部分を、用途とは関係なく、既製サッシュにを規則的に取付、ワ-ロンシート貼りのペアガラスを入れ、大きなひとつの面と見えるようデザインした。3Fの勾配天井のリビングダイニングルームは無垢のフローリングの床、MDFの什器、珪藻土の壁、高い天井高等、アットホームで狭いながらワンルームの開放感ある空間となっている。そしてその高さを利用して、一部をテラス、ロフトとした。